【ニュース】 西日本鉄道、夜行高速バス福岡・北九州~東京線「はかた号」へ5年ぶりに新型車両を2台導入、同社初の個室型シートを採用 福岡県福岡市

2014.10.22
西日本鉄道株式会社(福岡市中央区、倉富純男社長)は、同社が運行する夜行高速バス福岡・北九州~東京線「はかた号」に新型車両を2台導入、12月18日より新型車両での運行を開始する。
新型車両では、同社グループの高速バスでは初めての試みとなる、パーティションで仕切った個室型シート(プレミアムシート)を4席用意。
あわせて、プレミアムシートのほか機能性に優れたビジネスシートと、最後列には女性専用のビジネスシート4席も用意した。


平成2年に運行を開始した「はかた号」では、平成21年12月に2階建て車両を導入。
「プレミアムシート」のほか、利用時期や曜日によって運賃が異なるカレンダー運賃など、高速バスの魅力向上に努めてきた。
今回導入する新型車両の個室型シート(プレミアムシート)は、パーソナルカーテンではなくシートと通路をパーティションで仕切った個室空間とし、専用の空気清浄機を設置。
また、従来のプレミアムシートにはない背面マッサージや電動リクライニング、背面ヒーター、座面送風など充実した機能が付いた本革仕様のシートを採用した。
さらに、車内のWi-Fiに接続することで、備え付けのタブレット端末からインターネットのほか、電子書籍などのコンテンツを無料で楽しめるサービスを実施する。
プレミアムシートの運賃は、大人片道1万7,000 円~2万円。
なおビジネスシートについても、プレミアムシートと同様、本革を使用したデザインに一新し、座り心地の良い高級感あふれるシートへと生まれ変わるという。
新型車両の導入台数は2台、製造メーカーは三菱ふそうトラック・バス株式会社。
全長は11.99m、全幅は2.49m、全高は3.52m。
座席タイプは、プレミアムシート(個室型シート)4席、ビジネスシート(3列独立シート)16席、ビジネスシート(女性専用、最後列4列独立シート)4席の合計24席。
運行開始日は、福岡発が平成26年12月18日、東京発が平成26年12月19日。
予約開始日は11月18日より、運行日の1ヶ月前から予約可能。