【ニュース】 岩手県など、「第11回全国ほんもの体験フォーラム」を10月24日~26日に県内6市町村で開催 岩手県久慈市

2014.10.21
岩手県や岩手県内の自治体などで構成する全国ほんもの体験フォーラムinいわて実行委員会は、10月24日~26日の3日間、体験型観光に携わる関係者が全国各地から集う「第11回全国ほんもの体験フォーラム」を岩手県久慈市・洋野町・野田村・普代村・葛巻町・田野畑村の6市町村で開催する。
同フォーラムは、体験型観光の様々な課題、復興中の被災地における震災学習の役割などについて、公開パネルディスカッションや課題別研究分科会を通じ、「本音の議論」を行うイベント。
東北地方では初開催となる。


開催期間中の10月24日・25日は、プレイベントツアー(体験ツアー・ガイドツアー)を実施する。
コースは、久慈市が「あの北三陸を満喫!久慈市でじぇじぇじぇの体験」、葛巻町が「ミルクとワインとクリーンエネルギーを巡るエコツアー」、普代村が「漁師の暮らし体験ツアー」、田野畑村が「番屋エコツーリズム&大津波語り部」。
10月25日は、12時30分~16時55分に全体フォーラムを開催。
第1部の事例発表では、NPO体験村・田野畑ネットワークの渡邉悦子氏、ふるさと体験学習協会(浜人倶楽部代表)の桑田鉄男氏が講演、第2部ではタレントの高木美保氏が「命を感じる暮らし」をテーマに記念講演を行う。
第3部では、「体験交流で日本に『心の豊かさ』を取り戻そう」をテーマに公開パネルディスカッションを実施する。
基調提案・コーディネーターは全国ほんもの体験ネットワーク会長の藤澤安良氏。  
会場は久慈市文化会館アンバーホール大ホール、参加費3,000円。
なお第4部の情報交換会は、17時30分~19時30分にロイヤルパークカワサキで開催する(要事前申込、参加費5,000円)。
10月26日は9時~12時に課題別研究分科会を開催する。
会場テーマは、久慈市会場(久慈市文化会館アンバーホール)が「コーディネート組織と自治体に必要な姿勢」、洋野町会場(洋野町民文化会館)が「安全で教育効果の高い農村漁村生活体験(民泊)」、葛巻町会場(ふれあい宿舎グリーンテージ)が「学校教育に必要な体験交流の意義とその拡大」、野田村会場(野田村生涯学習センター多目的ホール)が「農村漁村が担う役割と地域振興への期待」、普代村会場(国民宿舎くろさき荘)が「食育で日本の食文化と生産地の活性化を目指す」、田野畑村会場(しおさい交流センター)が「災害体験と心の絆を次世代へ伝える」
要事前申込、参加費2,000円(岩手県内在住者は無料)。