【ニュース】 高槻市とサンスター、廃プラスチックを活用した「地産地消ゴミ袋」で市民の清掃活動を支援 大阪府高槻市

2014.10.17
高槻市(濱田剛史市長)とサンスター株式会社(大阪府高槻市、吉岡貴司社長)はこのほど、サンスター高槻工場でハミガキチューブ製造時に発生する端材プラスチックを再利用したゴミ袋を使用し、高槻市の清掃活動など市内景観の美化に役立てる取り組みを共同で開始した。
ハミガキペーストや液体ハミガキなどを製造するサンスター高槻工場では、製造工程で発生する端材などの廃プラスチックが年間で約20トン発生する。
従来は、回収して別の形で100%再生利用していたが、今回はそのうちの1トンを使用し、1万枚の再生素材100%のゴミ袋をつくったという。


ゴミ袋の表面には、清掃活動が楽しくなるよう、高槻市のマスコットキャラクター「はにたん」を起用。
はにたんがハミガキチューブやハブラシをモチーフにした花に囲まれて喜んでいる様子を表現し、「高槻市×サンスターのコラボデザイン」とした。
ゴミ袋のデザインは、「ゴミ置き場をアートにしよう!アートの力でゴミへ意識と行動を変えよう!」のコンセプトで活動するデザイナー集団GARBAGE BAG ART WORKの活動に賛同し、GARBAGE BAG ART WORKにデザイン面で協力してもらったという。
デザインゴミ袋は、市民・市役所・地元企業の3社が笑顔になれる一体感のある取組みとして、11月に予定されている高槻市主催の秋季環境美化推進デーで活用する。
また、地域の市民団体や施設、保育所などが主催する清掃活動のほか、公民館等での文化祭、運動会、リサイクル啓発活動などでも活用される予定だという。