【ニュース】 桑名市、市内屈指の観光名所「六華苑」が外壁塗装工事を終えリニューアルオープン、大正2年創建当時を彷彿とさせる佇まいで復活 三重県桑名市

2014.09.16
桑名市(伊藤徳宇市長)はこのほど、国の重要文化財で市内屈指の観光名所ともなっている「六華苑」(三重県桑名市)の洋館外壁塗装工事を8月末で終了、リニューアルオープンした。
「六華苑」は鹿鳴館、岩崎邸を設計したイギリス人建築家ジョサイア・コンドルが設計し、大正2(1913)年に完成した洋館。
四層の塔屋を持つ木造二階建ての洋館と、格式高い和風建築を併せ持つデザインは、近代建築の傑作とされている。
揖斐川・長良川を望む約1万8,000㎡余の広大な敷地内で、池泉回遊式庭園(国名勝指定)とともに創建時の姿をほぼそのままとどめている建物は、同市のシンボル的存在になっているという。


「六華苑」はこれまでにも、洋館外壁モルタル部分を平成12年度に、洋館の窓枠などの木部を平成19年度に改修。
今回は、平成26年4月から始まった洋館外壁塗装工事が終了、大正2年創建当時を彷彿とさせる姿に復活した。
「六華苑」(ろっかえん)の所在地は三重県桑名市大字桑名663番の5、近鉄・JR「桑名」駅東口より徒歩約19分、またはバス「田町」下車より徒歩約8分。
利用可能時間は9時~17時、入苑時間は16時まで。
休業日は毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)・12月29日~1月3日。
なお、杖を使う人は、杖の先にクッションをつけての館内見学となる。