【ニュース】 YKK AP、神戸・六甲アイランドの「六甲窓工場」で操業開始、国内3つ目・西日本エリア初の「樹脂窓」の供給拠点に 兵庫県神戸市

2014.09.12
YKK AP株式会社(東京都千代田区、堀秀充社長)はこのほど、六甲アイランド(兵庫県神戸市)で建設を進めてきた「YKK AP六甲窓工場」の工事を完了、9月11日にオープニングセレモニーを開催したと発表した。
同工場は、西日本エリアでの販売が増加する「樹脂窓」の供給体制強化に向けた「窓工場」。
西日本における窓事業の中核工場と位置づけ、主に同社の窓事業カテゴリーブランド「APW」シリーズの商品を生産し、関西エリアへタイムリーに供給すると共に、中国・四国・九州エリアにも供給する。


同社は今年8月、宮城県大崎市で東北事業所窓工場の操業を開始。
六甲窓工場の操業により、樹脂窓の生産能力が前年比約2倍に拡大する。
同工場では、既存建物を有効活用するほか、高効率設備を導入し、原材料調達と九州エリアへの供給では海上輸送を積極的に活用した環境負荷低減に取り組む。
環境負荷低減技術では、高効率照明器具・人感センサー照明・高効率変圧器などを採用した。
六甲窓工場の所在地は兵庫県神戸市東灘区向洋町西4丁目2番地。
建築面積は約6,700㎡、延床面積は約1万㎡。
構造階高は鉄骨造地上2階建。
投資額は約18億円(建屋改修工事金額含む)。
生産能力は年間9万窓。
従業員数は約90名。