【ニュース】 JR東日本グループ、地域の先進農家と提携し、トマトの生産を行う新法人を設立 福島県いわき市

2014.09.04
JR東日本グループは9月4日、地域の先進農家と提携し、トマトの生産を行う新法人を福島県いわき市に設立した。
2015年夏頃に植物工場を着工、2016年春頃に栽培を開始、2016年夏頃に植物工場で収穫を開始する予定。
新法人では、太陽光利用型植物工場を建設し、安全・安心・安定生産を行うとともに、地域やグループ会社とも連携。
生産から流通、販売まで一貫した取り組むことで、交流人口の創出や地域活性化を図るという。


事業スキームは、太陽光利用型植物工場をいち早く取り入れるなど、生産技術に定評のある有限会社とまとランドいわき(福島県いわき市、鯨岡千春代表)と提携し、新法人「株式会社JRとまとランドいわきファーム」を設立、トマトの生産を行うというもの。
生産したトマトは、首都圏の同社グループ会社で業務用として活用するほか、今回建設する植物工場に隣接するトマトの加工・販売・レストラン等の施設「ワンダーファーム」で使用する予定。
また、地域の流通ネットワークとも連携し、トマトの加工や調理を通じた食文化の発掘・創出を促進、グリーンツーリズムを含めた地域の魅力度向上を図っていくとしている。
株式会社JRとまとランドいわきファームの所在地は福島県いわき市四倉町、設立日は9月4日。
資本金は1,200万円(2015年度初めに1億円まで増資予定)。
生産施設は太陽光利用型植物工場(敷地面積2.5ha、施設面積1.7ha)、生産量は年間600tの予定。