【ニュース】 相鉄ホールディングス、JTBよりサンルートの株式を取得し子会社化、ホテル事業強化へ 神奈川県横浜市

2014.06.02
相鉄ホールディングス株式会社(横浜市西区、林英一社長)は、5月30日開催の取締役会で、株式会社ジェイティービー(東京都品川区、田川博己社長)より、全国にホテルチェーンを展開する株式会社サンルート(東京都渋谷区、下村啓社長)の株式を取得、子会社化することを決議したと発表した。
株式取得の日程は、取締役会決議日と契約締結日が5月30日、株式譲渡実行日が平成26年9月1日(予定)。
同社グループでは、平成19年12月に宿泊を主体としたホテルの1号店を出店して以来、今日まで14店舗を開業すると共に、今後も平成31年度までに50店舗超のチェーン展開を目指すなど、宿泊を主体としたホテル事業を成長戦略の重要な柱として位置づけてきたという。


今回のサンルート株式の取得は、同社のホテル事業拡大の方針に合致すると共に、サンルートホテルチェーンの優れた運営ノウハウの活用やブランドの活用、スケールメリットなどのシナジー効果により、宿泊を主体としたホテル事業の基盤をより一層強固なものにするのが狙い。
相鉄グループが運営するホテルの店舗数・客室数は、相鉄ホテル株式会社が運営する横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ1店舗・398室と、相鉄イン株式会社が運営する相鉄フレッサイン(グランドフレッサを含む)14店舗・2,151室。
株式会社サンルートが運営するホテルの店舗数・客室数は、直営・FC合わせて66店舗・1万550室。
今回の株式取得により、同グループのホテル全体の合計は81店舗・1万3,099室となる。
なお、サンルートは上記以外に、パートナーズホテル11店舗・1,733室を有する。
株式会社サンルートは平成11年12月14日に設立。
主要な事業内容は、ホテル、旅館、飲食店業、フランチャイズシステムによるホテルチェーンの運営等。
資本金は10億円、持株比率は株式会社ジェイティービー 100%。