【ニュース】 氷見市、日本初、体育館を庁舎に再利用、5月7日より業務を開始 富山県氷見市

2014.04.30
氷見市は、日本で初めて、高校の体育館を市新庁舎として再利用、5月7日から業務を開始する。
5月7日から業務を開始する新しい氷見市役所は、様々な「チャレンジ」を積み重ねて完成したもの。
同市の現庁舎は、耐震性が不足していたうえに、津波の浸水想定域に立地していた。
また庁舎の分散や駐車スペースの不足など、防災面とサービス面で喫緊の課題を抱えていたという。


同市では、「耐震補強か、新築か」を決定する過程で、いくつものシミュレーションを繰り返す中、学校統合で使われなくなった体育館を新庁舎として再利用するという画期的な案を選択。
防災・市民サービス・財政負担という三つの課題を同時に解決することを目指した。
なお業務開始前日の6日には、報道関係・市民に向けた内覧会(開庁式、記念プログラム)を開催する。
「氷見市庁舎開庁式」の開催日時は5月6日の10時~11時。
開催会場は氷見市新庁舎1階(旧有磯高校、富山県氷見市鞍川1060番地)。
記念プログラムでは、記念講演、パネルディスカッション、新庁舎ガイドツアー、野点、市長の椅子体験、旧有磯高校メモリー展、朝日社叢のつままを使ったオブジェ展を実施する(一般の人は12時以降のプログラムに参加可能)。
問い合わせは、氷見市総務部財務課まで。