【ニュース】 三菱地所、鮮魚販売ベンチャーのCSN地方創生ネットワークに出資し包括協定、新築分譲マンションなどで鮮魚宅配サービスを導入 東京都大田区

2017.01.24
三菱地所株式会社(東京都千代田区、杉山博孝社長)は、「羽田市場『超速鮮魚®』」を運営するCSN地方創生ネットワーク株式会社(東京都大田区、野本良平代表)への出資を実施、第三者割当増資を引受けるとともに、同社と包括協定を締結した。

CSN地方創生ネットワークは、羽田空港の制限区域内に「羽田鮮魚センター」を有するベンチャー企業。
全国で水揚げされた鮮魚を漁師から直接仕入れ、空輸で同センターに集約して加工仕分けを行い、最速のルートで国内外の飲食店・小売店・個人宅へ配送する新たな流通サービス「羽田市場『超速鮮魚®』」を運営している。
また、漁港や漁師の情報が見えるトレーサビリティを業界に先駆けて実践し、「安心・安全・美味しい」商品の提供を行っているという。

包括協定によるプロジェクト第一弾では、三菱地所レジデンスなどが分譲する「ザ・パークハウス白金二丁目タワー」(東京都港区、3月下旬より販売開始予定)で鮮魚宅配サービスを導入する。
20170124三菱地所

三菱地所グループでは、同社グループで分譲するマンションへの宅配サービスや、同社グループが運営管理を手掛ける商業施設の飲食店舗・ロイヤルパークホテルズへの卸しなど、既存事業領域での連携、さらには新事業領域での連携も視野に入れ、順次CSN地方創生ネットワークとの協業を進めていくとしている。

プロジェクト第一弾の「ザ・パークハウス白金二丁目タワー」では、コンシェルジュが鮮魚宅配サービスに対応し、冷蔵設備を導入する予定。
第一弾以降も、同社グループが分譲・管理するマンション購入者・居住者の満足度向上のため、他物件での導入も検討するという。

「ザ・パークハウス白金二丁目タワー」の所在地は東京都港区白金2丁目13番1他(地番)、交通は東京メトロ南北線・都営三田線「白金台」駅より徒歩5分、東京メトロ南北線・都営三田線「白金高輪」駅より徒歩6
分。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・地上27階地下2階塔屋1階建。
総戸数は172戸。
専有面積は56.23㎡~185.28㎡、間取りは1LDK~3LDK。
竣工は2018年5月下旬(予定)。
モデルルームグランドオープンは2017年2月下旬(予定)、第一期販売開始は2017年3月下旬(予定)。