【ニュース】 ナイスグループ、健康な住まいと暮らしのテーマパーク「スマートウェルネス体感パビリオン」を10月31日にオープン、横浜市・慶應義塾大学との共同プロジェクト 神奈川県横浜市
2015.10.26
ナイス株式会社(神奈川県横浜市、平田恒一郎社長)を中核とするナイスグループは、横浜市(林文子市長)・慶應義塾大学理工学部の伊香賀俊治研究室と共同で、産官学の連携により、健康と環境に優しい家づくりの学びと体験ができる日本初の施設「スマートウェルネス体感パビリオン」(横浜市鶴見区)を10月31日にオープンする。
オープンに先立ち、10月27日には記念セレモニーを開催する予定。
同施設のコンセプトは、「見て・触れて・感じて・知る」。
健康寿命の延伸に寄与し環境にも貢献する「スマートウェルネス住宅」の仕組みについて、「温熱」「空気」「睡眠」「安全・安心」「省エネ・エコ」の5つの要素を中心に、実体験を通じて楽しく学べる施設だとしている。
なお、ナイスグループと横浜市は、横浜市が進める「環境未来都市」構想の取り組みの一環として、環境・健康に配慮した建築物の普及や木材の利用促進、横浜の魅力発信など幅広い分野での連携・協力に関する包括連携協定を2015年2月に締結している。
スマートウェルネス住宅とは、国土交通省を中心に政府が実現を目指すもので、スマート住宅(ICT技術と省エネ・創エネ・蓄エネの組合せによるエネルギー効率の良い住宅)の概念を拡げ、高齢者をはじめ多様な世代が、安全で安心、健康、快適に暮らせる住宅を指す。
同施設の企画や展示は、慶應義塾大学理工学部の伊香賀俊治研究室の協力の下、国が進めるスマートウェルネス住宅の普及啓発と連動した内容だとしている。
また同施設では、住宅の断熱性能の違いが健康に与える影響や住宅に用いる木材の使用率の違いによる心理的・生理的な影響に関する様々な実証実験を伊香賀研究室と共同で行い、スマートウェルネス住宅の推進に向けたエビデンスの集積などに努めていくという。
「スマートウェルネス体感パビリオン」の所在地は横浜市鶴見区鶴見中央4丁目38-1、交通はJR京浜東北線「鶴見」駅より徒歩5分、京浜急行「京急鶴見」駅より徒歩3分。
開館時間は10時~17時。
入園無料。
運営はナイス株式会社、ナイスホーム株式会社。