【ニュース】 東北電力など、「(仮称)泉パークタウン第六住区東工区開発計画」で社会課題解決につながる提供サービスについて内容を決定 宮城県仙台市
2021.03.01
東北電力株式会社・ヤマト運輸株式会社・SOMPOホールディングス株式会社・SOMPOケア株式会社はこのほど、「(仮称)泉パークタウン第六住区東工区開発計画」(仙台市泉区)で、各社の技術とノウハウを活用した社会課題解決につながる提供サービスについて、内容を決定した。
同計画は、低炭素社会・循環型社会の形成に寄与する先進技術やサービスを導入した社会課題解決型まちづくりとして、三菱地所株式会社・パナソニック株式会社・パナソニック ホームズ株式会社・関電不動産開発株式会社が2022年度のまちびらきを目指し、開発を進めているもの。
今回発表した提供サービスのうち、「街の仕組み」(泉パークタウン LID:Life Improvement District)では、同計画の住民主導によるタウンマネジメント組織を組成し、地域課題を仙台市と協力し自主的に解決する自立的まちづくりを実現。
「街の仕掛け」(「くらし起点のUX」×「都市OS」に着眼したコミュニティ都市OS)では、パナソニック システムソリューションズ ジャパンを中心に、まちのオペレーションシステムとなる「コミュニティ都市OS」を開発・実装する。
「VPP(Virtual Power Plant)技術による新しい電力との暮らし」では、東北電力グループがVPPの事業化にも資する太陽光・蓄電池サービスを提供し、住民生活の省エネルギー化と地域の防災力強化を実現。
その他、「多様なライフスタイルに対応する配送・生活利便サービスと街のコンシェルジュ機能」「ICT・IoT活用による次世代型高齢者施設を核とした地域包括スマートケア」「効率的で効果的な地域モビリティサービス」などを提供するという。
「(仮称)泉パークタウン第六住区東工区開発計画」の所在地は仙台市泉区根白石字針生山5-7他。
開発面積は48万1,194㎡、一戸建用宅地721区画。
予定工期は2018年11月28日~2021年12月下旬。