【ニュース】 藍師・染師「BUAISOU」、東京・渋谷で展覧会を10月23日~11月8日に開催、ワークショップなども実施 徳島県上板町

2015.10.22
徳島県上板町を拠点に藍の栽培から染色、仕上げまですべてを一貫して行う藍師・染師「BUAISOU」は、展覧会「20151022vatES20」を
10月23日~11月8日にelephant STUDIO(東京都渋谷区)で開催する。

「BUAISOU」は、渡邉健太氏と楮覚郎氏により2012年に設立。
その後、結城研氏・三浦佑也氏を加えた計4名で活動している。
一般的に藍の栽培、染料作り、染色、縫製はそれぞれ分業で行われるているが、一連の工程をすべて自らで行っているという。

期間中は藍染めのワークショップを実施するほか、10月22日にはレセプションパーティーも開催する。

展覧会タイトルである「20151022vatES20」の「vat」(バット)とは藍甕(あいがめ、染料の藍汁をためておくかめ)のこと。
数字はどのvatで染めたものか、仕込んでからの日にちを示している。

藍は本来、色数が無限大である上、液の年齢、蒅年の違い、木灰の違い、後処理の違い等、様々な要因が繊細に絡み合い生み出された色のため、あえて藍の色を名前で表すのではなく、数字で表しているとい
う。
同展覧会の展示作品、ワークコートやシャツ等は5段階に色分けされ、記録として残されている。

展覧会「20151022vatES20」の開催日時は10月23日~11月8日の11時~20時。
会場はelephant STUDIO(東京都渋谷区渋谷2-7-4 KSビル2階)。
レセプションの開催日時は10月22日の19時~21時。

ワークショップの実施日は10月23日・24日・25日、11月7日・8日。
内容は板締め・絞り染め・ろうけつ染め・剣玉染め(実施日により異な
る)。
料金は5,500円~6,000円。