【ニュース】 中島造園など造園業者10社、「全国造園業・空き家問題対策協会」を発足、造園業の立場から空き家問題に対応 埼玉県加須市

2015.10.20
中島造園(埼玉県加須市、中島浩明代表)を中心とした造園業者10社は10月13日、「全国造園業・空き家問題対策協会」を発足した。

同協会は、社会問題となっている「空き家問題」について、庭や植木のプロである造園業の立場から解決を手助けするというもの。
メンバーは、埼玉県を中心に横浜・浜松・名古屋など各地の造園業者
で、10名からスタートし、今後も全国の造園業経営者に参加を呼びか
け、拡大を目指す。

空き家は、建物の倒壊やごみの不法投棄、火災などのリスクがあるが、庭の植木もトラブルを起こす原因の一つとなっている。
放置された庭木に対して近隣住民から行政にクレームが入り、持ち主に対して指導がされることも多く見受けられるという。

同協会では当面、依頼を受けて、空き家になっている庭の植木の剪定、邪魔な木の伐採、草刈などの庭の整備を行う。
今後は、空き家対策の重要性のPR活動、行政と連携した空き家の庭の保全、空き家の定期見回り等を予定している。

現在は任意団体だが、賛同者が増えれば法人化も視野に入れているという。