【ニュース】 富士急ハイランド、絶叫マシーン「FUJIYAMA」の点検塔建設に合わせ、頂上部分を絶景の新名所「FUJIYAMAタワー」に整備、2021年夏完成予定 山梨県富士吉田市

2020.12.21
富士急行株式会社(山梨県富士吉田市、堀内光一郎社長)は、富士急ハイランド(山梨県富士吉田市)「FUJIYAMA(フジヤマ)」の点検塔建設に合わせ、頂上部分を富士山一望の絶景展望台
「FUJIYAMA タワー」として整備する。
2021年夏の完成を目指す。

今回の点検塔は、世界最高クラスの絶叫マシーン「FUJIYAMA」が2021年に誕生25周年を迎えるにあたり、毎日の点検をよりスムーズに行うために建設するもの。
最上階は「FUJIYAMA」のレールとほぼ同じ高さにあり、ブリッジを渡ることで、タワーとレールを行き来することが可能となる。

同タワー内には、展望フロアから下まで一気に滑り降りるチューブ型スライダー「FUJIYAMA スライダー」や、手摺のない吹きさらしの通路を、ハーネスを装着して周回する「FUJIYAMAウォーク」も導入する予定。
富士急ハイランドらしい「絶叫エンターテイメント」も味わえるとしている。
なお、同タワー建設に伴い、「FUJIYAMA」は、2021年2月頃より運休する予定。
詳細は決まり次第発表する。

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今までの点検では、「FUJIYAMA」の乗り場からレールを歩いて登りながら実施していた。
今回の点検塔の完成により、コースの途中からも点検できるようになるほか、交換部品や機材をタワー内のエレベーターを使って一気に運ぶことが可能になるなど、よりレベルの高い点検が可能になるとしている。

これまでスタッフは、毎朝点検中のレールの上から、青空をバックにそびえ立つ、息をのむほどに美しい富士山の雄姿を眺めていた。
この景色は、点検スタッフと「FUJIYAMA」に乗った人だけが見ることのできる「とっておきの絶景」だったという。
今回、点検塔を建設するにあたり、限られた人しか見ることの出来なかった「とっておきの絶景」をより多くの人に見てもらい、世界に誇る日本の象徴・富士山の美しさを間近に感じる「絶景のおすそ分け」をしたいと考え、最上階を展望台として開放、「FUJIYAMA タワー」として営業する。

なお同タワーは、河口湖インターと中央高速バス「富士急ハイランド」バス停から約1分の富士急ハイランド園外に位置し、富士五湖観光客も気軽に立ち寄ることが可能。

「FUJIYAMA タワー」の構成は展望台「FUJIYAMA スカイデッキ」、スカイウォーク型アクティビティ「FUJIYAMA ウォーク」、チューブ型スライダー「FUJIYAMA スライダー」。
投資額は約10億7,000万円。
開業は2021年夏(予定)。