【ニュース】 積水化学工業、中古流通での買取再販の新ブランド「Be ハイム」を12月18日に創設、首都圏・中部・近畿の3エリアで買取再販事業を本格展開 東京都港区
2020.12.15
積水化学工業株式会社 住宅カンパニー(東京都港区、神吉利幸プレジデント)は、中古流通での買取再販の新ブランド「Be ハイム」を2020年12月18日に創設、首都圏・中部・近畿の3エリアのセキスイハイムグループで買取再販事業を本格展開する。
セキスイハイムグループの不動産部門では、セキスイハイムのストック住宅の買取再販を従来より行ってきたが、今回の「Be ハイム」は、社会の要請と中古住宅需要の高まりに応え、住宅のサステナビリティと循環型事業の拡大を目指すもの。
同事業では、セキスイハイムの入居者に買取査定を行い、メンテナンスやリフォームを経て、建築メーカー自身によるアップサイクルした住宅として販売するまでの一連のプロセスを、不動産部門が窓口となってセキスイハイムグループ内で完結する。
新ブランドのもとで連携を強化し、「住まいの履歴や管理状況がわからないことによる品質への不安」の解消を狙う。
買取については、工業化住宅の品質メリットをもとに、建物の価値を適正に評価する査定を実施。
築年数を経た住宅であっても、その価値を買取額に適切に反映させることで、売主オーナーをサポートする。
再販については、独自のサポートシステムにより、住まいの健康状態の見える化を実施。
セキスイハイムは、国土交通省の「長期優良住宅」に先駆け導入した「60年・長期サポートシステム」に、定期診断スケジュールや補修計画が組み込まれていることから、「Be ハイム」ではこれらの履歴をもとに、診断・補修内容を提示することで、住まいの品質=健康状態を見える化し、安心な購入検討をサポートする。
また、買い取った住宅は、築年数や状態に基づき、適切な品質を維持するためのメンテナンス工事や性能向上・設備刷新などのリフォーム工事を実施。
工事実施の有無、さらに追加で選択できるオプション工事も項目ごとに明快に提示し、価値向上された住まいを新たなオーナーに住み継いでもらうとしている。
年間130棟(2021年度)の販売を見込む。