【ニュース】 フェリーさんふらわあ、独自の「さんふらわあ基準」で船内を医療機関レベルの空気清浄度に保つ取り組みを実施 兵庫県神戸市
2020.12.03
株式会社フェリーさんふらわあ(神戸市東灘区、赤坂光次郎社長)は、一般社団法人日本旅客船協会が定める新型コロナウイルス感染予防対策ガイドラインの遵守に加え、独自の「さんふらわあ基準」を設定、船内を医療機関レベルの空気清浄度に保つ取り組みを実施する。
同社ではこれまでにも、抗菌・抗ウイルスフィルターや業務用空気清浄機等を全船に導入するなど、様々な取り組みを行ってきたが、2020年11月15日より順次、全船に抗菌・抗ウィルスコーティング加工を実施しているという。
抗菌・抗ウイルスコーティングでは、アルコールや塩素の一過性の効果ではなく、暗灯内で長時間働き続ける「リン酸チタニア」を主成分とした人体に無害なウィルス不活性化剤「エコキメラ」を使用。
パブリックスペース (レストラン・サロン・キッズスペース・大浴場・売店・トイレ・プロムナード・通路など)、一部客室の手摺、ドアノブ、家具、調度品、機器類など、乗船客が直接手で触れる箇所に塗布施工を行う。
コロナ感染予防の安全性が高まり、長時間の効果を保つほか、インフルエンザやノロウィルス対策など、一般菌に対しても同様の効果や船内の消臭への二次的効果も期待できるという。
対象船は、神戸大分航路「さんふらわあごーるど・ぱーる」、大阪別府航路「さんふらわああいぼり・こばると」、大阪志布志航路「さんふらわあさつま・きりしま」の同社全船。
施行完了時期は2020年12月16日。