【ニュース】 安田不動産、築56年の印刷会社旧社屋を耐震補強しリノベーション、神田錦町まちづくりの新拠点「神田ポートビル」として来春グランドオープン 東京都千代田区

2020.11.11
安田不動産株式会社(東京都千代田区、中川雅弘社長)は、「神田ポートビル」(東京都千代田区)を来春グランドオープンする。
同ビルは、築56年の印刷会社旧社屋に、耐震補強及びリノベーション工事を実施し生まれ変わる、神田錦町まちづくりの新拠点。

同ビル内では、同社のまちづくりに共感したメンバーが、神田錦町のアカデミックな空気感をそれぞれに再解釈し、自社のカラーを活かした事業を展開する。
糸井重里氏が代表を務める株式会社ほぼ日が来春リニューアルする「ほぼ日の學校」の教室スタジオを、写真家・池田晶紀氏が主宰する株式会社ゆかいが「あかるい写真館」を、サウナ業界の米田行孝氏が代表を務める株式会社ウェルビーが次世代サウナ施設「サウナラボ」を運営、年末より各階を順次オープンするという。

202011111200

同ビルの名称は、旅の出発点であり、嵐の日には避難する場所ともなる「港」をモチーフに、糸井重里氏が「神田ポートビル」とネーミング。
ロゴデザインはアートディレクターの菊地敦己氏が担当、個性際立つ各社の取り組みと神田のまちの個性をフォントの集合体として表現した。
また、「神田」のフォントは、ビルの旧所有者である株式会社精興社が開発した精興社書体を特別に使用し、ロゴの組み合わせが媒体によって可変的になる仕掛けも組み込まれている。
過去と今が出会い、生まれるこの場所で、都会で生活する人々の寄港地であり、交易の場となる「生活の港」を目指すという。

「神田ポートビル」の所在地は東京都千代田区神田錦町3-9。
延床面積は2,980.52㎡、構造・規模はRC造・地下1階地上6階。
用途は事務所・公衆浴場。