【ニュース】 大和ハウス工業とフジタ、「茨木北テクノタウン」でマルチテナント型物流施設「DPL茨木北」を着工、保育所を施設内に完備 大阪府茨木市

2020.11.02
大和ハウス工業株式会社(大阪市北区、芳井敬一社長)と株式会社フジタ(東京都渋谷区、奥村洋治社長)が共同出資し組成した、彩都はなだ開発特定目的会社(出資比率:大和ハウス工業50%、フジタ50%)は11月1日、産業団地「茨木北テクノタウン」(大阪府茨木市)でマルチテナント型物流施設「DPL茨木北」を着工した。

同施設は、希少価値の高い関西圏内陸部の北摂エリアに位置し、同エリアには流通加工・物流関連企業の倉庫などが集積している。
新名神高速道路「茨木千提寺」ICより約2km、名神高速道路「茨木」ICより約7km、大阪国際空港(伊丹空港)も20km圏内の立地。
加えて、近隣には生活環境が整った彩都西地区をはじめとした大規模ニュータウンもあるため、職住近接の就労環境が整っているという。

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同施設では、地震発生時に荷物や設備のダメージを最小限に抑え、建物の機能を維持できるよう、免震システムを導入。
同システムにより、揺れを軽減できるため、上層階の荷崩れを抑制し、短時間で事業の再開が可能となる。

また、テナント企業の従業員が仕事と子育てを両立できるよう、同施設で働く従業員専用の保育所(運営:株式会社ママスクエア)を施設内に完備。
職場に保育所があるため、親子で通勤ができ、緊急時でも保護者がすぐに対応できるとしている。

「DPL茨木北」の所在地は大阪府茨木市彩都はなだ二丁目(彩都東部中央東土地区画整理事業地内2街区)。
敷地面積は5万69.51㎡、延床面積は11万5,771.63㎡、賃貸面積は9万3,040.31㎡(1区画の面積約1万8,749㎡、各階2テナント)。
構造・規模はプレストレスト・プレキャストコンクリート造、一部鉄骨造、地上5階建て。
竣工予定日は2022年8月31日。
総事業費は約270億円。