【ニュース】 日鉄興和不動産とカスタメディア、分譲マンション初となる住民間のシェアリングエコノミーツール「シェアコム」を開発、「リビオレゾン松戸ステーションプレミア」で導入 千葉県松戸市

2020.08.11
日鉄興和不動産株式会社(東京都港区、今泉泰彦社長)が運営するシングルライフのための暮らし・住まいの研究所「+ONE LIFE
LAB」(プラスワンライフラボ)と、株式会社カスタメディア(大阪市北区、宮﨑耕史代表)は、分譲マンション初となる住民間のシェアリングエコノミーツール「シェアコム」を開発した。

「シェアコム」は、分譲マンションの住民と住民の間で、「モノ」の貸し借りや売り買いを仲介するだけでなく、住民が持つ「スキル」のシェアリングも実現し、豊かでスマートな暮らし方を提案する、分譲マンションの住民向けシェアリングエコノミーツール。
同ツールは、日鉄興和不動産が今年12月より販売を開始するマンション「リビオレゾン松戸ステーションプレミア」での導入が決定している。

同ツールのサービス内容は、「アウトドアグッズ・ゴルフ用品・ウィンタースポーツ用品を借りたい」「誰かに英語を教えてもらいたい」といった住民のニーズに対し、同じマンションの住民の該当者がその要望に応えるという、住民間の需要と供給をマッチングするもの。
住民がアクセス可能なポータル上でコミュニケーションを行う。

また、同ツールには「ポイント利用」「チャット」「相互評価」等の+αのコミュニケーション機能も搭載。
「相手の顔が分からない不安」「相手住民と自分が求めるスキルのレベル感の相違によるトラブル」「他の住民を自分の部屋へ上げる事に抵抗感」といった不安要素の軽減や、金銭の授受が発生すると抵抗感が減るという意見などに応える機能となっている。

なお、同ツールを導入する「リビオレゾン松戸ステーションプレミア」では、住民が共同で使用することができる「シェアスペース」が設けられており、共同でのフィットネスやヨガ教室の実施、パーティー・映画鑑賞・共同学習の場としての役割を果たす他、モノのシェアリングにあたってはマンション内の宅配ボックスの一部をシェアボックスとして住民間で活用することで、円滑なコミュニケーションを実現するという。

「リビオレゾン松戸ステーションプレミア」の所在地は千葉県松戸市本町16番6,7(地番)、交通はJR常磐線「松戸」駅より徒歩3分。
敷地面積は740.13㎡。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・地上15階建。
総戸数は112戸。
専有面積は25.96㎡~63.36㎡、間取りは1DK~3LDK。
竣工時期は2022年2月(予定)。