【ニュース】 三菱地所とヒルトン、「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」の運営受託契約を締結、沖縄県の離島にヒルトンが初進出、開業は2023年予定 沖縄県宮古島市
2020.02.27
三菱地所株式会社(東京都千代田区、吉田淳一社長)とヒルトン(米国バージニア州、クリストファ J.ナセッタ社長)は2月26日、「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」(沖縄県宮古島市)の運営受託契約を締結した。
同ホテルは三菱地所と鹿島建設株式会社(東京都港区、押味至一社長)が開発・建設し、ヒルトンが運営、2023年の開業を目指すもの。
三菱地所による沖縄県内でのビーチリゾートホテル開発は今回が初、また、沖縄県の離島にヒルトンが進出するのも今回が初となる。
建設予定地は、宮古空港より車で約15分(7km)、下地島空港より車で約25分(13km)の立地。
宮古島の中心市街地や伊良部大橋に程近い場所で、オーシャンフロントでビーチに面した一画となる。
宮古島市では、東京・大阪・名古屋の3都市からの直行便が運航する宮古空港に加え、2019年3月、下地島空港に新しい旅客ターミナルビルが開業。
下地島空港へは、東京・大阪からの直行便が定期運航を開始したほか、香港からの直行便や台湾・韓国のチャーター便も就航しており、訪れる旅行者は年々着実に増えているという。
なお、下地島空港の「みやこ下地島空港ターミナル」は、三菱地所グループが開発・運営を行っており、宮古諸島の魅力を伝えるゲートウェイとして、地域の活性化に寄与できるよう、地元の特産品や地域文化の情報発信に努めている。
今回発表した同ホテルでは、宮古ブルーの青い海と白い砂浜の美しいコントラストを眼下に感じ、訪れた人が寛げる空間を創出するなど、質の高いリゾートホテルを目指す。
伊良部大橋が見渡せる立地の良さを生かした全329室の客室に、プールや宴会場の他、オーシャンビューのルーフトップバー、レストラン、スパ、フィットネスジム、チャペル、エグゼクティブラウンジ、ミーティングルーム等を備える予定だという。
「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」の所在地は沖縄県宮古島市平良字久貝アゲタ550-7(地番)、交通は宮古空港より車で約15分
(7km)、下地島空港より車で約25分(13km)。
敷地面積は5万4,769㎡、延床面積は2万7,983㎡、建物は地上8階。