【ニュース】 西日本鉄道など、アイランドシティ地区で運行するAI活用型オンデマンドバス「のるーと」の運行期間を1年間延長 福岡県福岡市

2020.02.17
西日本鉄道株式会社(福岡市博多区、倉富純男社長)と三菱商事株式会社(東京都千代田区、垣内威彦社長)が共同で出資するネクスト・モビリティ株式会社(福岡市博多区、田中昭彦社長)は、アイランドシティ地区(福岡市東区)で運行しているAI活用型オンデマンドバス「のるーと」の運行期間を2021年4月24日まで1年間延長する。

昨年4月25日に1年間の期間限定で運行を開始した同バスはこれまで、利用者からの要望を受け、ミーティングポイント(乗降場所)の増設や幼児無料化、デジタル乗車券の導入など、利便性向上に努めてきた。
利用者数は順調に伸びており、専用の配車アプリのダウンロード数は累計7,000を超えている。
アイランドシティでは開発が引き続き進んでおり、今後も利用者の増加が見込めることから、運行期間を延長する運びになったという。

ネクスト・モビリティでは、運行期間延長に合わせ、2月20日より新たなミーティングポイント「御幸町」を設定。
同ミーティングポイントは香椎エリアや国道3号線を通る路線バスとの結節点としての役割を担う。
今後は、アイランドシティ地区で運行データの蓄積を行うことで、サービスの向上を図るほか、「のるーと」の他地域展開に向けた検討も開始するという。

AI活用型オンデマンドバス「のるーと」の運行エリアはアイランドシティ地区(福岡市東区)内。
運行区間はアイランドシティ地区~イオンモール香椎浜・千早駅・御幸町。
ミーティングポイントはアイランドシティ地区内61箇所、イオンモール香椎浜、千早駅、御幸町。
配車受付時間は6時~22時(当日の予約のみ可、時間帯の指定は不可)。
使用車両は日産キャラバンマイクロバス(台数5台・運転士を含む定員10人)。