【ニュース】 霧島ガストロノミー推進協議会、黒豚や黒酢、黒さつま鶏など地元のブランド食材を東京と横浜のレストランで提供するフェアを3月20日まで初開催 鹿児島県霧島市

2020.02.07
霧島市の食材をアピールする産学官連携の組織「霧島ガストロノミー推進協議会」は、黒豚や黒酢、黒さつま鶏など地元のブランド食材を東京と横浜のレストランで提供する「ゲンセン霧島食材フェア」を3月20日まで初開催する。

同フェアでは、各店舗が黒豚や黒酢など霧島の「黒い食材」など、「ゲンセン霧島」認定食材の中から選んだ素材を、オリジナル料理として提供。
東京14店・横浜1店の合計15店(2020年2月4日時点)が参加する。

期間中は、さつま揚げとかまぼこを入れた郷土のチラシ寿司「薩摩すもじ」をリゾット風にアレンジした一品(提供店:ドミニク・コルビ新橋)のほか、200年以上変わらない伝統製法で職人が手仕込みする「壺(つぼ)造りの黒酢」を使用したソースで食べる霧島サーモンのマリネ(同:A16東京)、黒酢を使用したカクテル(同:
ittenBAR)など、各店が考案した、ここでしか食べられないユニークな数々が揃うという。

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「ゲンセン霧島」は、同協議会が、霧島の「食」の発信を目的に、産品・サービス部門、取組・活動部門で認定する制度。
審査員は、国内外のシェフや東京農業大学の教授、地域プロデューサーなどの専門家。
名称の「ゲンセン霧島」は、霧島が天孫降臨神話の日本発祥の地であり、水や温泉がわき出る「源」の地であることから、「源泉」と「厳選」をかけたとしている。

同フェアで使用する同市の食材20種以上は全て、「ゲンセン霧島」に認定されたもの。
このうち、ご当地豚「霧島高原純粋黒豚」は、霧島山麓の湧水とサツマイモなどの飼料で育ち、上質で柔らかな肉質が特長。
森の中で育てる「霧島サーモン」は、完全無投薬で育つ養殖のサーモンで、引き締まった身と、キメ細かい上質な脂肪のバランスが絶妙だという。

その他、「壺造りの黒酢」に加え、全国茶品評会の最高賞「産地賞」を3年連続で受賞する「霧島茶」や、オーガニック抹茶を食材として使用するレストランも参加する。

「ゲンセン霧島 食材フェア」の開催期間は2月6日~3月20日(提供期間は店舗により異なる)。
参加店舗は東京都内・横浜の飲食店15店(2月4日時点、店舗数は変更となる可能性あり)。