【ニュース】 静岡県・伊豆急行・東急、関係人口の増加・産業振興を目指し、地域課題解決型研修事業に関する協定を締結、「地方創生サイクル」を活用 静岡県伊東市

2020.02.05
静岡県東京事務所・伊豆急行株式会社・東急株式会社の3者は2月4日、関係人口の増加による地域活性化や産業振興を目指し、地域課題解決型の「企業研修誘致による地方創生の推進に関する連携協定」を締結した。

同取り組みは、地域(静岡県東伊豆エリア)が抱える社会課題や産業振興を目的に、企業の人材育成研修や社会実装R&D/事業開発を通じて解決するプラットフォーム事業を協働で行うというもの。
2月より研修紹介・申込み受付けを開始、4月より研修プログラムを開始する。

伊豆急と東急はこれまでにも、静岡県で公共交通・観光列車・観光型MaaSなどの事業を通じた地域活性化や、静岡県とともに3次元点群データ利活用によるインフラ設備の防災力強化などに取り組んできた。

今回の同事業モデルでは、地域側(静岡県東伊豆エリア)には、社会課題の解決支援、産業振興支援、関係人口拡大などの効果が期待され、企業側には、「社会課題を抱えるリアルな環境」を通じて行われる実践的人材育成や、社会実装の出来るR&D、事業創造の機会を得る効果が期待されるとしている。

今後は、東急とプログラムパートナー(研修会社、コンサルティング会社)による「プログラムの開発」、静岡県が主体となりプログラムパートナー協働で行う「企業への営業活動」、静岡県が主体となり伊豆急と協働で行う「受入れ自治体、関係先、住民への協力依頼調整活動」、伊豆急が「企業との契約(決済含む)」を行う。
プログラム実施運営は、株式会社コンサルティングアソシエイツ、ワーケーションコンソーシアムジャパン、一般社団法人データインテリジェンス普及協議会など。