【ニュース】 プロロジス、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク猪名川2」を開発、公園や防災広場なども整備 兵庫県猪名川町
2019.11.19
物流不動産の所有・運営・開発を手掛けるプロロジス(日本本社:東京都千代田区、山田御酒社長)は、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク猪名川2」(兵庫県猪名川町)の開発を決定した。
同社が開発計画を進めている「プロロジス猪名川プロジェクト」の2棟目の物流施設として、2020年4月に着工を予定している。
「プロロジス猪名川プロジェクト」は、用地造成に着手した2017年6月当初、マルチテナント型物流施設1棟とBTS型物流施設4棟、延床面積約25万㎡のプロジェクトとして計画。
その後、入居を検討する企業からの引き合いが多い事をうけ、マルチテナント型物流施設2棟のプロジェクトに計画を変更、延床面積は両施設合わせて約35万6,000㎡の規模に拡大した。
計画が先行している「プロロジスパーク猪名川1」は、来春の着工に先立って賃貸面積の約70%が賃貸契約を締結済み。
今回着工する「プロロジスパーク猪名川2」についても、既に複数の企業が入居を検討しているという。
「プロロジスパーク猪名川2」は、5階建・延床面積約15万8,000㎡のマルチテナント型物流施設として開発する。
1フロア最大約8,000坪のワンフロアオペレーションが可能で、大型のマテハン機器や物流ロボットなども導入しやすい汎用性の高い施設とする。
快適に働ける環境づくりの一環として、最上階にはカフェテリアや売店を設ける予定。
また「プロロジス猪名川プロジェクト」全体では、事業区域の
30%の緑地を保全、周辺住民や施設勤務者が利用できる約4,000㎡の公園や、ドクターヘリの発着や災害時の消防活動拠点・避難拠点として活用可能な約8,000㎡の防災広場を整備、猪名川町へ提供する。
猪名川町とは「猪名川町産業拠点地区における防災に関する基本協定書」を締結しており、官民一体となった安心・安全の町づくりに取り組んでいるという。
「プロロジスパーク猪名川2」の開発地は兵庫県川辺郡猪名川町肝川・差組地内。
敷地面積は約8万5,900㎡、計画延床面積は約15万8,000㎡。
建物は地上5階建。
着工予定は2020年4月、竣工予定は2021年8月。