【ニュース】 東急不動産など、「タクシー相乗りアプリ」を活用し、渋谷と「季美の森ゴルフ倶楽部」を結ぶMaaSの実証実験を11月16日より開始 千葉県大網白里市

2019.11.14
東急不動産株式会社(東京都渋谷区、大隈郁仁社長)と株式会社東急不動産R&Dセンター(東京都渋谷区、星野浩明社長)は、東京都渋谷区と、一般住宅地とゴルフ場の複合開発地「季美の森」に所在する「季美の森ゴルフ倶楽部」(千葉県大網白里市)を結ぶ
MaaSの実証実験を今年11月16日より開始する。

同実証実験は、「タクシー相乗りアプリ」などを展開する株式会社NearMe(東京都千代田区、高原幸一郎社長)と共に行うもの。
高齢者による自動車免許証の返納が増加し、若者を中心に自動車の保有率が低下する中、ゴルフ場を中心とした郊外リゾート施設への多様な移動手段を模索するという。

同実証実験では、渋谷周辺から季美の森ゴルフ倶楽部への相乗り用シャトルを試験的に定額で運行。
シャトルの予約については、NearMeが開発するシステムを活用、最適化アルゴリズムにより、利用者が指定した地点を効率的にピックアップする。
ゴルファーは移動手段の選択肢が増えるほか、ゴルフバッグなど重い荷物を運ぶ負担がなく、飲酒も可能となる。

今後は、同ゴルフ場が所在する季美の森団地在住者を対象に、同システムを活用した地域の生活利便施設への移動手段の確保を目的としたオンデマンド交通の実証実験も行う予定だという。