【ニュース】 JR北海道など、北海道新幹線札幌開業などを見据え、札幌駅隣接地で「札幌駅交流拠点北5⻄1・⻄2地区市街地再開発準備組合」を設立 北海道札幌市

2019.11.12
札幌駅に隣接する北5西1・西2地区(札幌市中央区)の地権者は
11月11日、「札幌駅交流拠点北5⻄1・⻄2地区市街地再開発準備組合」の設立総会を開催し、同準備組合を設立した。
理事⻑は札幌市の吉岡亨副市長、副理事長は北海道旅客鉄道株式会社の小山俊幸副社長、理事は札幌駅総合開発株式会社の平川敏彦社長とジェイ・アール北海道バス株式会社の小玉宏文社長とJR北海道ホテルズ株式会社の⽯⾒誠嗣社長。

同準備組合では今後、北海道新幹線札幌開業や令和12年(2030年)の札幌冬季オリンピック・パラリンピック招致を見据え、同地区の早期事業化に向け、本格的な検討に取り組む。

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施設計画での当面の主な検討事項は、新幹線駅・都心アクセス道路・交通広場・バスターミナル・地下鉄の結節などの「⾼度な交通結節機能」、インバウンド向け情報発信機能・防災対応・アトリウム空間・交通待合の整備などの「魅⼒ある都市機能」、創成川横断歩行者デッキ協力・新幹線東改札設置検討などの「創成東地区との連携」。

今後のスケジュール予定は、基本計画が令和元年度(2019年度)~令和2年度(2020年度)上期、基本設計・実施設計が令和2年度(2020年度)下期~令和5年度(2023年度)上期、都市計画決定が令和4年度(2022年度)、事業認可・再開発組合設立が令和5年度(2023年度)、着工が令和5年度(2023年度)、全体竣工・供用開始が令和11年(2029年)秋。