【ニュース】 東武鉄道、「東武動物公園」駅の社宅をリノベーションし、子育てサポート付き社宅を新たに開設 埼玉県宮代町

2019.08.28
東武鉄道株式会社(東京都墨田区、根津嘉澄社長)は、東武スカイツリーライン「東武動物公園」駅(埼玉県宮代町)にある同社の社宅をリノベーションし、9月1日より子育てサポート付き社宅
「kanowa(カノワ)東武動物公園」として新たに開設する。

合わせて同敷地内には、同社初となる従業員向けの企業主導型保育所「Solaie Kids(ソライエキッズ)東武動物公園」を開所。
育児と仕事の両立を図りながら働き続けることのできる社内環境整備の一環として実施するという。

同社宅内では、子育てしながら働く従業員向けの病児保育室・ベビーカー置き場・共用ラウンジ等を設置するほか、全住戸の室内をリノベーションし、一部区画の住戸面積を従来の社宅から拡張した間取りとし、子育て環境の向上を図る。
また、従業員用サテライトオフィスも設置し、多様な働き方を支援する取り組みも推進するという。

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併設する「Solaie Kids 東武動物公園」は、内閣府が進める「企業主導型保育助成制度」を活用したもの。
鉄道事業特有の勤務体系でも従業員が働き続けられる就業環境を整備するため、土日祝日の開所、泊り保育(事前申込制)も実施する。

なお同社では、kanowaを通して子育てサポートのノウハウを蓄積し、沿線での子育てサポート付き社宅のビジネス展開に向けた検討も行っていくとしている。

子育てサポート付き社宅「kanowa(カノワ)東武動物公園」の所在地は埼玉県南埼玉郡宮代町百間2-1-33。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・4階建。
施設構成は1階がサテライトオフィス(2019年11月開設予定)・病児保育室(予定)・入居者用ラウンジ・ベビーカー置場・トランクルーム・従業員用診療所、2階~4階が社宅22戸(49~79㎡)。
企業主導型保育所「Solaie Kids 東武動物公園」併設。