【ニュース】 JR西日本など、8自治体・6大学・JR四国と協力し「瀬戸内カレッジ」を実施、大学生が対象地域で観光素材について体験学習 岡山県岡山市
2019.08.16
西日本旅客鉄道株式会社(大阪市北区、来島達夫社長)は、参画する8つの自治体、参加する6大学、JR四国の協力により、「瀬戸内カレッジ」を8月19日より実施する。
同社はこれまで、自治体・大学と連携し、若者視点を活用した地域活性化、旅行需要の喚起、学生の成長機会の創出を目的とした産官学のプロジェクト「カレッジ」の取り組みを、北陸、南九州、新潟エリアなどで内容に合わせて毎年実施してきた。
今年度は初めて、瀬戸内エリアを対象に実施する。
参加大学生は、体験実習(視察)として、実際に瀬戸内エリアの対象地域に足を運び、地元の観光素材について、さまざまな体験を行う。
体験の中で、地元の人々との交流を深め、観光素材の新たな魅力発見、地元の課題の深掘りをするとともに、課題解決に向けたアイデアを考案する。
また、瀬戸内エリアの素晴らしさや「瀬戸内カレッジ」の取り組みを多くの人に知ってもらうため、参加大学生は「瀬戸内カレッジ」を通じて学んだことや、対象地域の魅力について、FacebookやInstagramを活用し、主体的に情報発信を行う。
さらに、体験実習終了後には成果報告会を開催、若者ならではの自由な発想で地元の課題解決につながるアイデアの提案を発表する。
優秀な提案については、最優秀賞として表彰する予定。
なお、瀬戸内エリアの参画自治体は、体験実習行程案の検討、体験実習の手配・アテンド、地元の課題解決に向けた現地での情報収集やアドバイスなど、運営の立場として参加大学生をサポートする。
主催は倉敷・岡山ぐるりんパス連携協議会、せとうち旅情実行委員会、瀬戸内さざなみ線利用促進委員会、瀬戸内・松山ツーリズム推進会議、山口市、高松市/公益財団法人高松観光コンベンション・ビューロー、一般財団法人丸亀市観光協会、一般社団法人キタ・マネジメント、西日本旅客鉄道株式会社。
協力は四国旅客鉄道株式会社。
監修大学は関西大学、神戸松蔭女子学院大学。
実施スケジュールは、体験実習が8月19日~21日、中間報告会が
11月9日、成果報告会が12月16日。
体験実習対象エリアと参加大学は、岡山市が神戸松蔭女子学院大学、倉敷市(児島地区)が神戸松蔭女子学院大学、倉敷市(玉島地区)が関西大学、福山市が清泉女子大学、尾道市が神戸松蔭女子学院大学、呉市・竹原市・三原市・東広島市が和歌山大学、松山市・広島市・呉市・廿日市市が流通科学大学、山口市が関西大学、高松市が関西大学、丸亀市が広島経済大学、大洲市が和歌山大学。