【ニュース】 福岡市と西日本鉄道、新たに高架駅となる西鉄天神大牟田線「雑餉隈」駅の外装デザインイメージを発表 福岡県福岡市

2019.07.11
福岡市と西日本鉄道株式会社(福岡市博多区、倉富純男社長)はこのほど、新たに高架駅となる西鉄天神大牟田線「雑餉隈」駅(福岡市博多区)の外装デザインイメージを発表した。

両者は現在、踏切による交通渋滞や事故の解消、線路で分断された地域の一体化を図るため、同駅付近の高架化を進めている。
なお同社では、隣接する「春日原」駅(福岡県春日市)~「下大利」駅(福岡県大野城市)の区間でも、福岡県と高架化を進めており、2020年度末に福岡県事業区間と同時に鉄道高架切替を行う予定。

201907110900

今回発表した外装デザインイメージの基本コンセプト(雑餉隈・春日原・白木原・下大利4駅共通)は「街のエントランスをつくる」。

このうち、「雑餉隈」駅のデザインコンセプトは「歴史を受けつぎ未来につなげる親しみのエントランス」とした。
歴史ある街の雰囲気を壊さないデザインを目指し、同社創業の街でもある雑餉隈で新しいデザインによって新旧融合を図る。
イメージカラーは、太宰府往還の宿場町であったことから「モノクロモノトーン」とし、アクセントカラーは、食料倉庫があり旅籠や茶屋が軒を並べていたとされていることから、穀物を連想させる「黄蘗(きはだ)」色とした。
イメージマテリアルは、航空機工場や自衛隊基地があり、バイク部品メーカー創業の地であることから「金属」とする。