【ニュース】 積水ハウスなど5社、「天神ビッグバン」エリア内の「旧大名小学校跡地活用事業」を着工、ホテル・オフィス・公共施設などで構成 福岡県福岡市
2019.07.09
積水ハウス株式会社・西日本鉄道株式会社・西部瓦斯株式会社・株式会社西日本新聞社・福岡商事株式会社の5社は、「天神ビッグバン」エリア内の「旧大名小学校跡地活用事業」(福岡市中央区)で、「大名プロジェクト特定目的会社」を設立、7月8日にホテル・オフィスを含む複合施設の工事を着手した。
竣工は2022年12月の予定。
旧大名小学校跡地は、地域活動や災害時の避難場所としての役割を担う場所であるとともに、様々な都市機能や交通拠点が集積する天神地区に隣接し、「天神ビッグバン」の西のゲートとして、都心部の機能強化と魅力づくりを図る上で重要な役割を担う場所。
「天神ビッグバン」とは、更新期を迎えた民間ビルなどが多く集まる天神地区で、国家戦略特区による規制緩和等を活用し新たな空間と雇用を生み出す福岡市の取り組み。
同プロジェクトでは、九州初となるラグジュアリーホテル「ザ・リッツ・カールトン ホテル」が入居。
162室の客室は全て広さ50㎡以上の贅沢な空間とし、レストラン・バーラウンジ・チャペル・ボールルーム・会議室・屋内プール・フィットネスセンター・スパなどの様々な付帯施設も準備する。
総⾯積約3万㎡のオフィスは、基準フロアのワンフロア専有面積が約2,500㎡。
九州最大級の⾃由度の⾼い計画となる。
また、旧大名小学校南校舎のスタートアップ支援施設と連携し、企業の成長をバックアップするコワーキングスペース・イベントホール等で構成する施設により、企業の創業や成長、人材の育成に適した環境を提供するという。
その他、都心にありながら約3,000㎡の広大な広場を設け、イベントホールとの⼀体的利用による憩い・賑わいの創出や、コワーキングスペースなどによる企業や人材の交流など、世界や地域との多様な交流拠点を目指すとしている。
「旧大名小学校跡地活用事業」の所在地は福岡市中央区大名2丁目165番1,2及び3。
敷地⾯積は約1万1,900㎡(既存の南校舎敷地を除く計画地面積約1万㎡)。
延床⾯積は約9万400㎡、建物は地下1階・地上25階建。
広場の面積は約3,000㎡。
公共施設は公民館、老人いこいの家、消防分団車庫など。
民間施設はオフィス、ホテル、創業支援・人材育成施設、保育施設、商業店舗、レジデンス(賃貸)など。