【ニュース】 LIFULL、地方型シェアサテライトオフィスと宿泊施設の共同運営型コミュニティを本格始動、会津と伊豆に拠点 福島県磐梯町
2019.07.04
不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME’S」などを手掛ける株式会社LIFULL(ライフル、東京都千代田区、井上高志社長)は7月3日、地方型シェアサテライトオフィスと宿泊施設を持つ共同運営型コミュニティ「LivingAnywhere Commons(リビングエニウェアコモンズ、以下LAC)」の運営を本格始動、コミュニティメンバーの募集を開始した。
「LivingAnywhere Commons」は、自宅やオフィス等、場所に縛られないライフスタイル「LivingAnywhere」を実践することを目的としたコミュニティ。
コミュニティメンバー(会員)になることで、複数拠点に展開する同コミュニティを「共有して所有」、全国の拠点を利用できるとしている。
コミュニティメンバーは個人、法人問わず募集。
フリーランスだけでなく、大企業のサテライトオフィスや社員研修施設等としても利用可能だという。
立ち上げ時点での拠点は、「LivingAnywhere Commons 会津磐梯」(福島県磐梯町)と「LivingAnywhere Commons伊⾖下⽥」(静岡県下田市)の2ヵ所。
コミュニティメンバーは、1IDにつき月額2万5,000円で全国の拠点を使用・宿泊し放題となる。
フリーランス(個人メンバー)は1IDから、法人会員は2IDから登録可能。
また、ビジターでの利用も受け付けており、1日~1週間の短期間でも利用可能としている。
今後、コミュニティメンバーが増え、十分な施設運営費が賄える場合には、拠点の設備拡充や、テクノロジーに投資を行い、2023年までに100拠点の展開を目指すという。
「LivingAnywhere Commons 会津磐梯」の所在地は福島県磐梯町七ツ森センター(ペンションエリア)。
最大利用可能⼈数は35名(宿泊所⼀体)。
設備はWi-Fi完備、コンセント配置、会議スペース、駐車場、グラウンド、地下室。
「LivingAnywhere Commons伊⾖下田」の所在地は静岡県下⽥市⼀丁目6-18(NanZ VILLAGE)。
最⼤利用可能⼈数は80名(宿泊所近隣)。
設備はWi-Fi完備、コンセント配置、会議スペース、飲食店併設。