【ニュース】 京阪電鉄不動産とレ・コネクション、京町家再生で包括協定、年間10棟程度、京町家を簡易宿所にリノベーション 京都府京都市

2019.07.03
京阪電鉄不動産株式会社(大阪市中央区、道本能久代表)と株式会社レ・コネクション(京都市下京区、奥田久雄代表)は6月28日、京町家再生を目的とした包括協定を 締結した。

京阪グループでは、2018~2020年度の中期経営計画で不動産業の事業ラインナップ強化を掲げている。
今回の包括協定締結は、伝統的な京町家再生事業に実績を持つレ・コネクションと共同で、京町家を宿泊施設として再生することを目的としたもの。

レ・コネクションは、2016年4月の起業時より、宿泊施設へのリノベーションという手法で京町家の保存と再生・活用する取り組みを行ってきた。
築100年以上経つことも多い歴史のある京町家を、伝統的な趣は出来るだけそのままにしつつ、現代の快適さを取り入れた改装を実施しており、運営する宿泊施設は京都市内で約30棟に及ぶ。

両社による共同事業は、今後年間10棟程度を予定しており、何れも京町家を簡易宿所としてリノベーションするという。