【ニュース】 大丸松坂屋百貨店、「大丸心斎橋店 本館」を9月20日にグランドオープン、86年ぶりに本館建て替え 大阪府大阪市

2019.06.12
Jフロントリテイリンググループの株式会社大丸松坂屋百貨店(東京都江東区、好本達也社長)は、「大丸心斎橋店 本館」(大阪市中央区)を9月20日にグランドオープンする。

「心斎橋」は、幅員44mの御堂筋と週末の歩行者数約15万人の賑やかな心斎橋筋商店街をはじめ、アメリカ村や南船場・堀江など特徴的街区を持つ世界有数の商業集積地。
今回グランドオープンする同店には、関西初・新業態の店舗など専門店計370店舗(6月11日現在)が出店する。
86年ぶりとなる本館の建て替えにより、最前線スポットが集結した心斎橋エリアのランドマークとして生まれ変わるという。

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今回の建て替えプロジェクトは、本館(地下2階~10階)・北館(パルコ:地下2階~7階、専門店街:8階~14階)・南館の3館体制で、2021年まで続く複合開発のさきがけとなるもの。
本館と北館をつなぐ大宝寺通りの上空部に増築を行い、両館の2階~10階フロアが接続され、一体化する。

また、街の象徴でもあり、歴史的価値のある旧本館で採取可能な部材は現物を再利用し、困難な部材は原型の型取りの上、最新技術により再現。
継承すべき空間の再構築を行った。

店舗の運営にあたっては、「買取」「消化仕入」「定期賃貸借」という3つの取引形態の展開ミックスを抜本的に見直し、バランスの最適化を実現。
これにより、ブランドの世界観を色濃く反映した売場デザインや、特徴的なサービス・体験などを提供する特別な店舗形態のショップが多数出店する。

その他、全館に100%再生可能エネルギーを活用するほか、新たに設置する屋上スペースを活用した緑化・養蜂活動を実施。
さらに、ショップの協力を得て、館内物流の一括管理を行い、納品作業時間を削減、搬出入の混雑を解消するほか、環境配慮型包装資材の利用推進やエコフ活動による衣料品回収BOXの常設化、関連イベントの推進など、低炭素・循環型社会への取り組みも積極的に展開するという。

「大丸心斎橋 本館」の所在地は大阪市中央区心斎橋筋1-7-1、交通は大阪メトロ御堂筋線「心斎橋」駅4番出口地下道直結。
延床面積は約6万6,000㎡(旧本館:4万9,000㎡)、売場面積は約4万㎡(旧本館:3万1,000㎡)。
建物は地上11階地下3階、売場は地上10階地下2階。
開店日は2019年9月20日。