【ニュース】 六甲高山植物園、夏の高原を彩る花「ニッコウキスゲ」亜高山帯型の1,000株が見頃に 兵庫県神戸市
2019.06.05
六甲山観光株式会社(神戸市灘区、宮西幸治社長、阪神電気鉄道株式会社100%出資)はこのほど、同社が六甲山上で運営する六甲高山植物園(神戸市灘区)で、夏の高原を彩る花「ニッコウキスゲ」が見頃を迎えたと発表した。
高原にさわやかな夏を呼ぶ花として人気が高いニッコウキスゲ。
関西地域以西に自生地は無いため、1,000株を超えるニッコウキスゲが自然に近い状態で咲く様子は貴重な光景だという。
ニッコウキスゲ(ススキノキ科)は、北海道・本州(中部以北)で亜高山帯の湿り気がある草原に生える多年草。
尾瀬や霧ヶ峰の群落が有名で、高さは40~70cmになる。
花は一日花で、朝開いて夕方には閉じるが、1本の茎に多くの蕾をつけ、それが次から次へと咲くため、全体としては長い間楽しむ事ができるという。
同園に咲くニッコウキスゲは、亜高山帯型の1,000株が見頃を迎え、6月中旬頃まで楽しめる見込み。
その後も高原型の2,000株が6月下旬頃より咲き始め、7月下旬まで咲き誇るという。
六甲高山植物園の所在地は神戸市灘区六甲山町北六甲4512-150、交通は六甲ケーブル「六甲山上」駅よりバス。
開園期間は3月16日~11月24日、休園日は9月5日・12日。
開園時間は10時~17時(16時30分受付終了)。
入園料は大人(中学生以上)620円・小人(4歳~小学生)310円。