2019.05.29
岩手県は、ガストロノミー（美食術・食文化）の視点からいわて三陸の魅力を再認識する「三陸国際ガストロノミー会議2019」を6月10日・11日に宮古市で開催する。
「三陸防災復興プロジェクト2019」の一環。

当日は、フランスで三つ星を獲得し、早くから環境問題にも目を向けている巨匠シェフのオリヴィエ・ローランジェ氏をはじめ、国内外の著名シェフや食のスペシャリストが集結、彼らならではの視点でいわて三陸の食の魅力を再発見・発信する。

なお「三陸防災復興プロジェクト2019」では、今回の同イベントのほか、「三陸と世界をつなぐ『食』のキャラバン」「三陸美食サロン」も開催するという。

同イベントでは、「三陸と世界をつなぐ『食』のキャラバン」に参加したシェフや専門家による講演や、シェフと生産者のトークセッション等を通じ、世界三大漁場と言われる三陸の豊かさについてディスカッションを行う。
10日の夜には会議登壇者が参加する交流会も実施、いわて三陸の食材をふんだんに活用したビュッフェを楽しみながら、登壇者と交流できるとしている（三陸国際ガストロノミー会議2019、交流会は一般参加も可能）。

なお、「三陸と世界をつなぐ『食』のキャラバン」では、シェフ自らが4日間かけて同県の漁場や産地を巡り、生産者や地元住民との交流を通じ、いわて三陸の食の魅力を再発見するツアーを6月5日～8日に実施。

一方、「三陸美食サロン」は6月～8月初旬にかけて開催、13市町村のレストラン・飲食店等で、国内外の料理人と地元の料理人がコラボレーションした特別な料理が楽しめるという。

「三陸国際ガストロノミー会議2019」の開催日時は6月10日の10時30分～17時・11日の10時30分～15時。
会場は宮古市民文化会館大ホール（岩手県宮古市磯鶏沖2-22）。
交流会は10日19時0～、会場は浄土ヶ浜パークホテル（岩手県宮古市日立浜町32-4）。