【ニュース】 横須賀市と京浜急行電鉄、横須賀リサーチパークでの起業家の増加を目的に創業を目指す企業・個人を中心に「補助金の交付」や「施設の低額での賃貸」などの支援策を実施 神奈川県横須賀市

2019.05.14
横須賀市(上地克明市長)と京浜急行電鉄株式会社(東京都港区、原田一之社長)は、横須賀リサーチパーク(YRP)に根ざし成長していく起業家の増加を目的に、2019年度より、YRPで創業を目指す企業・個人を中心に、「補助金の交付(横須賀市)」や「施設の低額での賃貸(京急電鉄)」などの支援策を実施する。

1997年10月にオープンしたYRPには、電波・情報通信・ICT技術など、最先端の研究・開発機関が集積、近年ではエネルギー、自動車部品など多種多様な分野の企業が進出するエリアに変貌を遂げている。
特に2018年度から、横須賀市でのスマートモビリティの開発・実証の推進、関連・周辺産業の集積を図ることで、社会課題の解決や地域の活性化を目的とした「ヨコスカ×スマートモビリティ・チャレンジ(スカモビ)」には産学官17者が参画。
今後は、YRPからモビリティに関する新技術が発信されるとともに、新たなビジネスチャンスの創出が期待されているという。

今回の支援策のうち、横須賀市では、YRPへの企業集積を図ることを目的に、最大100万円の「YRP進出事業者補助金」を交付。
対象は同地区に新たに事業所を設置(土地の購入または賃貸借)する法人または個人事業者。
問い合わせは横須賀市経済部 企業誘致・工業振興課まで。

一方、京急電鉄では、ICT技術の研究・開発に関して豊富な実績があるYRPで、安定した事業を行えるよう、5月13日より、「YRPベンチャー棟」で低額での賃貸を開始した。
対象はYRPベンチャー棟に事業所を設置(賃貸借)する従業員数5名以下で創業5年未満の法人または個人事業者。
問い合わせは京急電鉄生活事業創造本部三浦半島事業開発部(YRP担当)まで。