【ニュース】 袋井市、同市の魅力を抽出・分析・整理した「袋井ライフスタイルブック」3編を完成、市民自らがシティプロモーション 静岡県袋井市

2019.03.12
袋井市はこのほど、3人の人物像を設定し、同市の魅力を抽出・分析・整理した「袋井ライフスタイルブック」3編を完成した。

同市では、市民にシティプロモーションを自分事として捉えてもらうため、市民参加型の手法を活用、袋井の魅力を再発見し、市民自らが広く発信することを目指す「まちの魅力創造のワークショップ」を平成28年度から開催している。
今回完成した同ブックは、ワークショップメンバーがこれまで20回にわたる会合を通じてまとめたもの。

今後は、市内外のイベントやメンバー自らの活動の中で、同スタイルブックを使用し、袋井の魅力をPRするとしている。

同ブックの主人公は、A編「東京!?大阪!? んっ…フクロイ?」は海外での活躍を夢見て来日したアイルランド人、B編「袋井で見つけた!自分らしい第2の人生」は都会で定年退職を迎え新たな生きがいを見つける高齢男性、C編「都会暮らしにちょっと疲れたあるエンジニアのリスタート恋物語」は父親の他界を機に袋井へUターンする中年男性。

同ブックを通じ、袋井がどんなまちかを伝えるため、端的な言葉で市の魅力や空気感、どんな暮らしができるまちなのか、どんなまちになりたいのかを表現するブランドメッセージも決定した。

ワークショップのメンバーは、市内在住・在勤のメロン農家、茶農家、商店主、声楽家、会社員、市職員など19人。
アドバイザーは東海大学文化社会学部広報メディア学科の河井孝仁教授。