【ニュース】 ZEエナジーなど、木質バイオマスガス化発電事業で山形県最上町と協力体制構築に関する覚書を締結 山形県最上町
2015.07.29
再生可能エネルギー発電事業者の株式会社ZEデザイン(京都府京都市、西枝英幸代表)と、2,000kW以下のコンパクトバイオマス発電装置を手掛ける株式会社ZEエナジー(東京都港区浜松町、松尾直樹代表)は7月28日、山形県最上町(髙橋重美町長)と木質バイオマスガス化発電事業で協力体制構築に関する覚書を締結した。
今回の体制構築は、ZEデザインが最上町で計画する木質バイオマスガス化発電事業に関して、最上町の発展に貢献し、ZEデザイン、ZEエナジー、最上町の三者が一体となって、同発電所のプロジェクトを円滑に推進していくことを目的としたもの。
電力の用途については、一定期間は東北電力に売電を行う予定。
ZEデザインまたはZEエナジーが特定規模電気事業者の免許を取得
し、最上町管内に供給することが可能になった際は、同町へ優先的に電力を販売、同町の電力会社として活動していく予定としている。
さらに、発電時に発生する熱についても、同町と施設内での有効活用を検討しており、最上町バイオマス推進協議会(仮称)を設置し、ZEデザイン、ZEエナジー、最上町、地域の有識者など、同事業に関わる人々で協議を進めていくという。