【ニュース】 郡山市、「第51回郡山うねめまつり」を8月6日~8日に郡山駅前大通りなどで開催、「うねめ踊り流し」に市民6,000人が参加 福島県郡山市

2015.07.23
郡山市は、8月6日~8日の3日間、「第51回郡山うねめまつり」を郡山駅前大通りを中心に開催する。
「郡山うねめまつり」は、奈良時代の宮中女官の「うねめ伝説」にちなんだ同市最大規模の祭りで、東北五大祭りの一つ。

最大の見どころは、8月7日・8日の2日間行われる「うねめ踊り流し」。
趣向を凝らした衣装に身を包んだ約6,000人の市民が参加し、高柴デコ屋敷で作製された張子の山車も登場する。
地元の職場や学校などでチームを組み、団体参加するのが基本で、今年は約60団体が参加予定。
直径・胴の長さがともに10尺(約3m)ある10尺大締太鼓「うねめ太鼓」の音色と歌に合わせながら、うねめ提灯で彩られた郡山駅前大通りを練り歩くという。
20150723郡山市

期間中、郡山駅西口駅前広場には特設ライブステージを設置、音楽イベント「ライブdeうねめ」を開催し、祭りを盛り上げる。
8月8日のステージには、郡山市のイメージキャラクター「がくとくん」率いる「がくとくんバンド」が出演。
地元の帝京安積高等学校和太鼓部や三味線・尺八など和楽器とコラボレーションした特別編成で、和楽器バンドの「千本桜」を演奏する。

また、「がくとくん」をはじめ、群馬県のマスコット「ぐんまちゃん」など全国各地のゆるキャラが集結し、同市の復興を応援する「ゆるキャラタウン」も2年連続で開催。
その他、「ミスうねめパレード」や「ひょっとこ踊り」など、多彩なイベントを予定しているという。

さらに、郡山市と鳥取市の姉妹都市提携10周年を記念し、郡山采女伝説に登場する春姫と次郎をモチーフとした「郡山采女伝説砂像アート」を郡山駅西口駅前広場に設置。
11トンの「鳥取砂丘の砂」を使用し制作した、高さ約2.4mの砂像アートは圧巻だという(祭り終了の8月8日まで観覧可能)。

「第51回 郡山うねめまつり」の開催期間は8月6日~8日。
会場は郡山駅前大通り、郡山駅西口駅前広場など市内各所。
主催は郡山うねめまつり実行委員会。