【ニュース】 三菱地所と積水ハウス、歴史的建築物「旧名古屋銀行本店ビル」を保存・改修、新築の超高層ビル「広小路クロスタワー」を竣工 愛知県名古屋市
2018.03.02
三菱地所株式会社(東京都千代田区、吉田淳一社長)と積水ハウス株式会社(大阪市北区、仲井嘉浩社長)は2月28日、名古屋市中区錦二丁目で進めてきた再開発プロジェクト「(仮称)錦二丁目計画」を竣工した。
同プロジェクトの所在地は、名古屋の古くからの賑わい軸「広小路通」と、東海道熱田宿から名古屋城に通ずる歴史軸「本町通」が交差する一画。
地域の新たなランドマークとなる超高層ビル「広小路クロスタワー」が竣工したほか、地域に親しまれてきた歴史的建築物「旧名古屋銀行本店ビル」(1926年竣工)の保存・改修工事も完了した。
両ビルでは、広小路通の新たな賑わい創出として、新業態を含む5つの商業店舗が3月20日にグランドオープンする。
広小路クロスタワーの新築と、旧名古屋銀行本店ビルの保存・活用による連続的な賑わいの創出により、広小路通や栄・伏見エリアの活性化に寄与し、今後の同エリアの再開発進展の起爆剤になることが期待されているという。
両ビルの敷地面積は約4,581㎡、交通は地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」駅より徒歩4分、地下鉄東山線・名城線「栄」駅より徒歩7分、「名古屋」駅より約8分(地下鉄東山線利用)。
「広小路クロスタワー」(新築工事)の所在地は名古屋市中区錦2丁目20番15号。
延床面積は約4万4,243㎡、建物は地上21階・地下1階・塔屋2階。
「旧名古屋銀行本店ビル」(保存・改修工事)の所在地は名古屋市中区錦2丁目20番25号。
延床面積は約4,875㎡、建物は地上6階・地下1階・塔屋1階。