2018.03.01
株式会社ジーン（大阪市淀川区、塩見一夫社長）はこのほど、
VR・ARを使用し江戸時代の宇和島城を現地で復元・体感できるスマートフォン・タブレット端末向けアプリケーション「VR宇和島城　～よみがえる伊達な城～」の配信をApp Store、Google Playで開始した。

宇和島城は、現存する天守12城の1つで、日本百名城の1つ。
現在、石垣の他、建築物はわずかしか残っていないが、同アプリケーションでは、失われたかつての宇和島城の雄姿を復元したという。

宇和島城復元VRでは、高精細復元CGによる360°パノラマ画像により、城内4ヵ所で江戸時代の宇和島城の復元体験が可能。
麓に存在した三之丸御殿も完全再現した。
現在は埋め立てられて市街地となっている部分もかつては海だったことが一目で分かるとしている。

また、現存する天守と同じ位置に、築城名人・藤堂高虎が築城した宇和島城初代天守「慶長天守」がARで出現するほか、宇和島藩初代藩主・伊達秀宗公、秀宗の父・「独眼竜」伊達政宗公、幕末の四賢侯で宇和島藩8代藩主・伊達宗城公がARで出現、一緒に記念撮影をすることもできるという。

「VR宇和島城　～よみがえる伊達な城～」はダウンロード無料（App Store、Google Playで「宇和島城」で検索）。
日本語の他、英語・中文簡体字・韓国語に対応する。