【ニュース】 あなぶきグループ、民泊・簡易宿所事業など「シェアリング・エコノミーサービス」の拡充を目的とした新会社を設立、業務を開始 香川県高松市

2018.02.02
あなぶきグループ(あなぶき興産グループ、あなぶきハウジンググループ、穴吹忠嗣代表)は2月1日、民泊・簡易宿所事業をはじめとする「シェアリング・エコノミーサービス」の拡充を目的とした新会社「株式会社あなぶきスペースシェア」(香川県高松市、平山俊一社長)を設立、業務を開始した。

現在、日本では、外国人旅行者が増加の一途をたどっており、地方都市でも宿泊施設の整備が急務となっている。
一方、「空き家」の急増も社会問題となっていることから、それらの問題を解決する手段の一つとして、2018年6月に住宅宿泊事業法(民泊新法)が施行される。

こうした中、あなぶきグループでは、不動産ソリューション事業・賃貸管理事業・ホテル事業・清掃事業・トラベル事業など、これまでに培ってきた総合力を活かすことができる民泊・宿泊市場を新たな事業領域と捉え、賃貸マンションや一戸建て等の空室をリノベーションするなどして、良質な宿泊施設を全国各地で供給、新たな宿泊需要創出と社会的課題の解決に努めるという。

第1号案件では、既に昨年12月末に同社が所有する単身者用賃貸マンション「アルファレガロ古新町」(香川県高松市)の2室で簡易宿泊所の許可を取得、「AlphabedPremium高松古新町」として試験運用を開始。
同物件での試験運用と、あなぶきグループがこれまで培ってきたホテル運営、マンション管理等のノウハウを活かし、5年後には同社事業エリアを中心に全国で約500戸の運営を目指す。

今後は、当該事業を皮切りに、様々なシェアリング・エコノミーサービスを展開する予定だという。

新会社「株式会社あなぶきスペースシェア」の所在地は香川県高松市紺屋町3-6.
資本金は7,000万円(株主は穴吹ハウジングサービス75%・穴吹興産25%)。