【ニュース】 groovesと石狩市、都市部人材の「副業受け入れプロジェクト」で実証実験を開始、市内企業での継続的な「副業」を用意 北海道石狩市
2017.12.14
人材紹介事業などを手掛ける株式会社grooves(東京都港区、池見幸浩代表)と石狩市(田岡克介市長)はこのほど、都市部人材の「副業受け入れプロジェクト」で実証実験を開始した。
販路開拓に必要なマーケティング業務やIT戦略など、地域に不足する業務スキルを持つ人材を「副業の場」として都市部から呼び集めることで、企業の活性化と交流人口の拡大を目指す。
同市は札幌駅から15km、車で30分の距離に位置し、北海道日本海側の海の玄関口となる国際貿易港・石狩湾新港を核に、道内最大級の工業団地がある。
現在、640社を超える企業が稼動する産業拠点となっているが、企業で働く人材の確保には課題があり、マーケティング・IT戦略・情報発信など、今後の事業拡大に必要な業務スキルを持つ人材の確保、従業員の育成が重要になってくるという。
同市では、市内企業での継続的な副業(仕事)を用意することで、継続的な交流人口の創出と、企業が確保しづらい業務スキルを持つ人材確保を促進していくとしている。