【ニュース】 和空プロジェクトと積水ハウス、世界遺産「法隆寺」の参道で門前宿「和空法隆寺」を2019年春にオープン、施設内では様々な日本文化のアクティビティを提供 奈良県斑鳩町

2017.12.06
株式会社和空プロジェクト(大阪市北区、熊澤克己社長)は、世界遺産「法隆寺」の参道で、文化体験型の宿泊施設となる門前宿「和空法隆寺(わくうほうりゅうじ)」(奈良県法隆寺)を2019年春にオープンする。

同事業は、神社仏閣参拝者のための宿泊施設を創設する事業「宿坊創生プロジェクト」の一環。
和空プロジェクトと積水ハウス株式会社(大阪市北区、阿部俊則社長)が業務提携し、事業を推進している。
積水ハウスが建物の設計・施工を担い、和空プロジェクトが管理運営を行う。
今回オープンする「和空法隆寺」は、2017年4月に開業した宿坊型ホテル「和空下寺町」(大阪市天王寺区)に続く第2弾となる。
20171206和空プロジェクト

奈良はインバウンドを含め年間1,000万人以上の来訪者がありながら、観光客が泊まれる宿泊施設が少なく、素通り客の多さが課題になっていたという。

「和空法隆寺」では、日本を代表する世界遺産「法隆寺」の参道に相応しい、落ち着きのある和の空間を提供。
法隆寺への参拝や斑鳩町周辺の観光の足がかりとなるだけでなく、施設内でも様々な日本文化を体験することができる。
茶道・華道・香道をはじめ、能や雅楽、講談ほか各種の本格的な文化体験アクティビティを用意するという。

門前宿「和空法隆寺」の所在地は奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺1丁目5-32。
敷地面積(予定)は本館が2,294㎡、別館が2,076㎡。
延床面積(予定)は本館・別館とも1,495㎡。
構造・規模は軽量鉄骨造・地上2階建。
総客室(予定)は約60室(収容人員約140人)。
共用施設は大広間・大浴場・駐車場33台など。
宿泊料(予定)は1泊2食付で1万6,000円(税別)~。
竣工は2019年1月、開業は2019年春の予定。