【ニュース】 DaiKiConnect、「国産木と鉄と照明」をテーマとした家具ブランド「TOMOSU FURNITURE」を創設、千葉県産材「山武杉」を使用した家具を製作 千葉県流山市

2017.12.05
アパレルショップの照明施工などを手掛ける株式会社DaiKiConnect(千葉県流山市、大久保潤哉代表)は12月5日、「国産木と鉄と照明」をテーマとした家具ブランド「TOMOSU FURNITURE」を創設した。

同ブランドでは、消費の促進が求められている国産材の魅力をビジュアルで表現し、それを所有してもらうことで、日本の森への関心を持ってもらうことを目標に家具を提供。
千葉県産材の「山武杉(サンブスギ)」を使用した家具を製作する。
美しい木目を持つ国産の木材を無機質なアイアンパーツと組み合わせることで、木の持つ「和」のエッセンスを近代的なデザインに仕立てたという。
20171205DaiKiConnect

千葉県内で古くから銘木として扱われる「山武杉」は、針葉樹としては比較的硬く、独特の赤みを持つ木目が特徴。
現在、林業従事者の減少により「溝腐れ病」という病害に脅かされ、衰退しつつあるという。

同ブランドでは、千葉の県産材認証を受けた山武杉を中心に使用。
山武杉の魅力をもっと多くの人々に知ってもらうことで木材の消費を促進し、森の保全に貢献することを目指す。

販売第一弾では、「オープンシェルフ」「シンプルテーブル」の2種類と、「灯」テーブルをはじめとした各種オーダーサンプルを用意。
製品は全て完全受注生産で、サイズ変更等も見積もり可能だという。

また、セミオーダー・フルオーダーにも対応、アイアンパーツや照明によって、無垢家具メーカーの域にとらわれない自由なデザインも実現できるとしている。
さらに、建築士との提携により、ショップ什器やインテリア空間のプロデュースなど、法人向けの製作も可能だという。
商品はECサイトで販売し、オーダーの受付はブランドサイトと流山ショールームで行うとしている。