【ニュース】 三菱地所、広島市中心部・八丁堀エリアで高機能・環境配慮型オフィスビル「新広島ビルディング建替計画」を着工、竣工予定は2019年10月末 広島県広島市

2017.12.01
三菱地所株式会社(東京都千代田区、吉田淳一社長)は12月1日、広島市中区幟町で、高機能・環境配慮型オフィスビル「新広島ビルディング」の新築工事に着手した。
竣工は2019年10月末の予定。

同社の広島市内でのオフィスビル開発は、「広島パークビル」
(1989年竣工)、「NHK広島放送センタービル」(1994年竣工)、「広島鉄砲町ビル」(2009年竣工)に続き、同計画が4棟目となる。

計画地は、広島電鉄本線「胡町」電停より徒歩1分に位置。
広島市中心部・八丁堀エリアの主要道路「相生通り」に面し、交通利便性に優れ、かつ視認性に優れた角地に立地する。
同エリアはオフィスの中心地区であるほか、百貨店等商業施設が並ぶ商業機能の集積エリアでもあるという。
20171201三菱地所

建物の外観は、街並みとの調和を意識しつつ、オフィスビルとしての端正さ・グレード感を演出するため、シャープな縦ラインを強調したデザインとする。

基準階フロアは、有効面積約170坪・天井高2.8m・奥行11mの開放的な空間を確保し、グリッド天井システムの採用により自由度の高いオフィスレイアウトが可能なほか、1階部分には商業店舗スペースを設け、街の賑わい創出にも寄与するという。

また、災害への備えとして、建築基準法が定める耐震性を1.25倍上回る耐震設計とした他、環境への配慮を意識した機能を導入し、省エネ・低炭素化にも貢献できるビルを目指す。

「新広島ビルディング」の所在地は広島市中区幟町13番13,14,15(地番)、交通は広島電鉄本線「胡町」電停より徒歩1分。
敷地面積は1,088.23㎡(公簿)、延床面積は約1万1,500㎡。
階数・構造は地上14階・鉄骨造。
主要用途は事務所・店舗・駐車場。
駐車台数は68台。
新築工期は2017年12月1日~2019年10月31日(予定)。