【ニュース】 森トラストとヒルトン・グランドバケーションズなど、タイムシェア・リゾートとホテルの複合宿泊施設を本部町・瀬底島に建設 沖縄県本部町

2017.11.14
森トラスト株式会社(東京都港区、伊達美和子社長)、ヒルトン・グランド・バケーションズ(米国フロリダ州、マーク・ワン社長)、ヒルトン(米国バージニア州、クリストファ J. ナセッタ社長)の3社は11月13日、沖縄県本部町瀬底(せそこ)島に、新規複合宿泊施設を建設すると発表した。

森トラストとヒルトン・グランド・バケーションズの提携は今回が初めて。
また、ヒルトン・グランド・バケーションズによるタイムシェア・リゾートの日本国内での展開も同プロジェクトが初となる。

同施設では、森トラストが開発を担当し、ヒルトン・グランド・バケーションズが132室のタイムシェア・リゾートを所有・運営し、ヒルトンが約300室の「ヒルトン沖縄瀬底リゾート(仮称)」を運営する。
ホテルについては2020年、タイムシェア・リゾートについては2021年の開業を目指す。
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ヒルトン・グランド・バケーションズが展開するタイムシェア・システムは、1週間単位でリゾートの所有権を販売するシステム。
所有権には様々な種類があり、「固定週」と「浮動週」、オンシーズン、オフシーズンなどから個人のニーズに合わせて選ぶことが可能。
広々としたリビングルームと寝室、フルキッチン等で構成された部屋の所有権を購入できる。
瀬底島のヒルトン・グランドバケーションズ・クラブは、全室(1ベッドルーム・2ベッドルーム・3ベッドルーム)がオーシャン・ビューとなっており、専用バルコニーから海に沈む夕日を眺望可能。
各部屋にはキッチンを完備するほか、専用プールなどリゾート内の全施設を利用可能としている。

一方、「ヒルトン沖縄瀬底リゾート(仮称)」は、全室オーシャン・ビューで、2つのレストランとラウンジ、バー、チャペル、会議室、屋外・屋内プール、スパ、フィットネス施設、ビーチハウスなどを完備する予定。

瀬底島は、沖縄本島の西側にある3㎢の小さな離島で、那覇空港からは車で約1時間30分(約90km)。
1985年に完成した762mの橋により、沖縄本島の本部町と繋がっている。

瀬底沖縄プロジェクトの所在地は沖縄県国頭郡本部町字瀬底下地原5750番他(地番)。
敷地面積は13万3,791㎡(隣接地含む全体敷地面積は33万5,131㎡)。
延床面積はタイムシェア・リゾートが約1万5,000㎡、ホテルが約2万1,000㎡。
規模・客室数はタイムシェア・リゾートが地上10階・132室、ホテルが地上9階・約300室。