【ニュース】 フィンテック グローバル、世界初進出となる「ムーミン」の世界を体験できる施設「Metsä(メッツア)」を2017年に開設 埼玉県飯能市
2015.07.01
フィンテック グローバル株式会社(東京都港区、玉井信光社長)は、埼玉県飯能市の宮沢湖を中心とした広大なエリアに、フィンランドや日本で人気の高い「ムーミン」の世界を体験できる施設「Metsä(メッツア)」を、2017年に開設する。
現在、「ムーミン」を主題とした施設は、「ムーミン」の作者トーベ・ヤンソンの故郷フィンランドにある「ムーミンワールド」のみ。
フィンランド以外では日本が世界初進出となる。
なお、同施設の開設にあたり、フィンテック グローバルと飯能市(大久保勝市長)は、「地方創生に関する基本協定」を締結、相互に連携協力するという。
また、西武鉄道株式会社(埼玉県所沢市、若林久社長)は、フィンテック グローバルに、所有する土地を売却する。
宮沢湖では、1960年頃より西武鉄道が「レイクサイドパーク宮沢湖」をはじめとしたレクリエーション施設を整備してきた。
宮沢湖の湖面や森林に代表される雄大な自然は、ムーミン作品のテーマの一つでもある「自然との共生」と「ムーミン」の棲む自然あふれるムーミン谷の世界を体現するのに相応しい場所。
同市の熱心な誘致と協力を受け、フィンテック グローバルが同地に同施設の開設を決定した。
同施設では、「ムーミンゾーン」と「パブリックゾーン」の2つのゾーンを設定。
「ムーミンゾーン」では、「ムーミン」の物語の世界を楽しめる施設やショップ、レストランを展開する。
「パブリックゾーン」では、宮沢湖周辺が地元住民にジョギングや散策などで親しまれてきたことを踏まえ、誰でも無料で日常的に通える公園としての機能を維持するとともに、自然を活用したアクティビティ等を展開するという。
2つのゾーンにより、都市近郊で雄大な自然や北欧のような雰囲気が、気軽で身近に感じられる新しい世界観を提示するとしている。
「Metsä(メッツア)」の所在地は埼玉県飯能市宮沢、最寄り駅は西武池袋線「飯能」駅。
面積は約18万7,000㎡(周囲2.4kmの宮沢湖周辺の土地、西武鉄道から購入予定、東京ドーム約4個分の広さ)。