【ニュース】 LIFULL、「LIFULL HOME’S空き家バンク」で自治体からの参加登録受付を開始、9月よりβ版のサービス提供を開始予定 東京都千代田区
2017.07.20
不動産情報サイト「LIFULL HOME’S」などを運営する株式会社
LIFULL(ライフル、旧社名:株式会社ネクスト、東京都千代田区、井上高志社長)は7月19日、国土交通省「全国版空き地・空き家バンクの構築運営に関するモデル事業」の一環として構築を進めている「LIFULL HOME’S空き家バンク」で、自治体からの参加登録受付を開始した。
あわせて、同空き家バンクの普及推進を目的に、一般社団法人全国空き家バンク推進機構と提携したと発表した。
同空き家バンクは、2017年9月よりβ版のサービス提供を開始する予定。
「LIFULL HOME’S空き家バンク」は、地方自治体が募集する空き家・空き地と、それらの利活用を希望するユーザーをマッチングする情報プラットフォーム。
同サービスは、国土交通省が主体となって推進する「全国版空き地・空き家バンクの構築運営に関するモデル事業」の実施事業者として同社が運営するもので、自治体向けに空き家・空き地の情報を登録・編集・公開する管理システムを無償提供する。
これにより、現在各自治体が個別に公開している空き家・空き地バンクを全国で一元化し、物件の利活用を希望するユーザーが統一されたフォーマットで検索、比較できるようになるという。
なお今回、同社が提携した全国空き家バンク推進機構は、自治体首長経験者や不動産関連の政策に詳しい有識者などが、空き家問題の解決を目指し、2017年6月に設立した社団法人。
既に70を越える自治体が賛同しているという。
今回の提携では、同推進機構が有する自治体とのネットワークや知見と、同社が運営する不動産情報サイト「LIFULL HOME’S」で培った情報プラットフォーム構築・運営のノウハウをもちより、同空き家バンクを通じた空き家・空き地の有効活用を加速するとしている。