【ニュース】 明治大学地域連携推進センター、「創立者のふるさと活動隊」を鳥取に派遣、参加学生が青春18切符で東京から鳥取を目指す 鳥取県鳥取市
2017.07.13
明治大学地域連携推進センターは、明治大学の創立者の1人・岸本辰雄初代校長の出身地・鳥取県鳥取市との連携事業として、「創立者出身地への旅~明治大学と鳥取を繋ぐ道~」を実施する。
同企画は、同大学の学生が「創立者のふるさと活動隊」として、岸本初代校長が上京した際に歩いたルートを飛行機や新幹線を使わずに東京から辿るというもの。
参加者は岸本初代校長の生い立ちや功績などを学んだ上で参加し、道中、同大学のPRや創立者の認知度調査をしたり、同県や同市から課された課題をクリアするため、地域住民や観光客に取材を実施する。
滞在中の成果は、同市の岸本辰雄胸像前にゴールした後に同県と同市へ報告、同県内の大学生と地方創生をテーマにしたワークショップを開催し、滞在中の経験を活かした意見交換を行うという。
同大学では、社会連携機構のもと、同大学創立者の出身地3地域(鳥取県、山形県天童市、福井県鯖江市)と連携協力に関する協定を締結、連携事業を推進している。
「創立者のふるさと活動隊」は同連携事業のひとつで、明治大学の創立者・岸本辰雄・宮城浩蔵・矢代操の出身地に学生を短期間派遣する学生派遣プログラム。
参加者は創立者と創立者の出身地について学び、さらに現地滞在中は地域住民等との交流を行い、地域の活性化について考えることで、創立者の出身地を「自身の新たなふるさと」として捉える。
プログラム終了後も、「ふるさと活動隊」として首都圏で行う物産店を手伝うなど、地域の活性化に継続して貢献するという。
「創立者出身地への旅~明治大学と鳥取を繋ぐ道~」の開催日時は8月28日~31日。
参加学生は青春18きっぷを使用し、各自28日までに米子駅に集合する。
開催場所は鳥取県米子市・湯梨浜町・鳥取市。
米子からは同氏の生家があった鳥取市に向け、徒歩と路線バスで鳥取県内を横断、道中は住民・観光客にアンケートやインタビューを行いながら進み、同氏胸像前のゴールを目指す。